原形ベーコン(２月まで）

「乾塩法」でつくる、豚バラの旨みが凝縮されたベーコンです。

　甘みのある脂身と味わい深い赤身が重なり合う豚バラ肉を使ったベーコンです。
　モクモクのベーコンは、すべて「乾塩法」という方法で作ります。豚バラ肉１枚１枚に塩やスパイスを職人が手でこすり揉み込む方法です。味の浸透しにくい脂身部位にはとくに丹念にすり込み、仕上がりにむらがないように気を配っています。
　調味液を注入する一般的な「注入法」では肉が水膨れした状態になりますが、この乾塩法では反対に赤身からほどよく水分が抜けることで旨みが凝縮されます。脂身が多く見えるのは、赤身部分に増量剤などを使用していないためです。そのため加熱すると脂身は縮みますが、赤身はほとんど縮みません。
　フライパンで油をひかずに焼いていただくと、ジューシーな脂が溶け出しおいしくお召し上がりいただけます。薄切りにしてベーコンエッグに、角切りにしてパスタやスープの具材にどうぞ。

「ジャージー牛乳と原形ベーコンのカルボナーラ」のレシピはこちら