三重県産手延べ半生うどん

鈴鹿市カネスエ製麺所さんの
みえ育ちの「手延べ半生うどん」モクモクしお学舎の塩使用

麺をつくって１００余年。鈴鹿市にある麺匠カネスエ製麺所さんは、伝統的な「手延べ製法」で麺をつくり続けるものづくり人です。
麺づくりにおいて大量生産むきな押出し製麺法が一般的な中、麺肌がなめらかでのどごしの良い「手延べ製法」にこだわりつくり続けています。
　モクモクとの出会いは27年前に県内産小麦のうどんをつくってくれないかとお願いしたことがきっかけで、今では原料にモクモクしお学舎の塩をつかってくださったりと、互いに応援しあいながらものづくりに挑戦し続けています。
　冬号でご紹介するのは、小麦には三重県産小麦１００％を使って「手延べ製法」でつくる半生タイプのうどんです。
　

麺と対話しながら「熟成」と「手延べ」を繰り返す独自の製法　

　まず、この麺をひと口食べて驚くのが圧倒的なのど越しです。麺線をじっくり熟成させて無理なく麺が延びたい分だけをのばし、また熟成して延ばしを繰り返す独自の製法だからこそ出せる食感です。「無理に延ばすと中の組織が壊れて食感が悪くなるので、麺の熟成具合を見ながら『もう延ばしていいよ～』と麺自体が語りかけてくれるのを気長に待つんです。」と水谷社長。タンパク質の少ない三重県産小麦でのうどんづくりは一筋縄ではいかず、完成までに多くの時間を要したそうです。
　今回ご紹介するのは「半生タイプ」です。茹で延びがなく、手軽に本格手延べうどんのコシとなめらかさを味わえます。「冷やしうどん」でも「温うどん」どちらもお好きな調理法でお楽しみください。