まし野ワイナリーさんの「市田柿」

信州の冬の風物詩「柿すだれ」

　「市田柿」は、まし野ワイナリーさんがある長野県下伊那の特産品。渋柿を収穫して皮をむき、干して食べる伝統的な干し柿です。今では見かけることも少なくなりましたが、かつてこの地域では冬になると家の軒先で「柿すだれ」を干すのが一般的でした。すだれのように縦に長く、柿がたくさんつるされているのが冬の風物詩です。

　寒い空気に１０日～２週間ほどさらすと、表面に白い粉があらわれます。これが柿に含まれる糖分で、甘い証拠です。柿の甘みが凝縮された、ゼリーのような食感をお楽しみください。刻んでサラダに入れたり、ヨーグルトと一緒に食べるのもおすすめです。

生産地/長野県下伊那郡松川町
生産者/まし野ワイナリー　宮沢さん